catalinaの備忘録

ソフトウェアやハードウェアの備忘録。後で逆引きできるように。

ブログの第一弾のネタとして、ずっと気になっていたけど手を出す暇がなかったOpenCVを動かしてみる。

OpenCVは画像処理の機能がたくさん入ったライブラリ。
Wikipedia見ると何やら難しそうな学術用語がたくさん並んでいるけど、
このあたりの難しそうな技術を組み合わせて、面白いアプリを作るのが目的。
真っ先に思いつくのだと顔認識機能とか。

さて、今回はAndroid端末で動かしてみる。
カメラついてるからリアルタイムに処理結果見れて楽しいだろうし。
OpenCVのインストールまでまずは終わらせる。


【環境】
Windows 7 64bit
Eclipse 4.2.1 32bit版
Android SDK r18
ターゲットデバイス:WX04KAndroid 2.3.4)

【前提条件】
Androidアプリの開発環境の準備ができていること

■手順1
次のURLのOpenCVのandroid-sdkをダウンロードする。
(ビルド済みAndroidSDK)
http://jaist.dl.sourceforge.net/project/opencvlibrary/opencv-android/2.4.5/OpenCV-2.4.5-android-sdk.zip

■手順2
ダウンロードしたファイルを解凍する。
OpenCV-2.4.5-android-sdkというディレクトリが出来る。
できたディレクトリ内に4つのディレクトリが含まれていることを確認する。
もしダウンロードするファイルを間違えている場合(ビルド済みSDKではなくソース一式だったetc.)もっと大量のディレクトリが含まれる。
"apk"
"doc"
"samples"
"sdk"

■手順4
とりあえずSDKを取り込む。
Eclipseを起動し、「File」メニューの「Import」を選択。
ウインドウが開くので、「Android」ツリーの「Existing Android Code Into Workspace」を選択して「Next」を押す。
「Browse...」ボタンを押して、手順2で展開したディレクトリを指定する。
たとえば「C:\Users\xxxxx\OpenCV-2.4.5-android-sdk」とか。
ディレクトリを指定するとインポートするプロジェクトが選べるようになるので、
sdk\java」を選択する。


■手順5
取り込んだプロジェクトをビルドする。
これでOpenCVライブラリが使えるようになる。

まずはここまでで一区切り。