経緯
コスプレで足元に魔法陣出したい。杖振り回すと、魔法陣と杖が連動して光ってほしい。
というわけで、実現可能性を検証するために色々試してみた。
いい感じになったので、マグカップとか置けるようにコースターにしてみました。
まずは写真。
通常光で点灯
最大出力で白色点灯
青色光で点灯(マグカップ載せてみた)
赤色光で点灯(マグカップ載せてみた)
氷マナで冷えてしまったコーヒーも炎マナで一気に過熱して暖かく……はならない。
まあ気持ちだけってことで。
材料
アクリル板
東急ハンズの店頭で買ったのだけど、ネットからだと見当たらず…どこにあるんだろう。
スポンジ板
NR黒セルスポンジ 5×100×100|【東急ハンズネットストア】
枠
光モ-ル カブセ 12 1m -ホームセンター通販サイト・コメリドットコム
ビニールテープ
Amazon.co.jp: ビニールテープ (黒)19mm×20m: 文房具・オフィス用品
テープLED
フルカラーテープLED(RGBLED18個付30cmタイプ): LED(発光ダイオード) 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
テープLED用の電源
24W級スイッチングACアダプター12V2A NT24−1S1220: 電源一般 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
テープLED用コントローラ
フルカラーLEDコントローラー(赤外リモコン式): 半導体 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
作るのに必要な機材
- 電源(ふつうの家庭用電源でOK)
- レーザーカッター(アクリルの刻印用。適当なシェア工房でお借りしましょう)
- カッターナイフ(スポンジのカット用)
- はさみ(ビニールテープのカット用)
- のこぎり(枠のカット用)
- 自分を信じる心
作り方
アクリルにレーザーカッターで刻印するための図柄を書く。
レーザーカッターのツールでつかえるフォーマットは、基本的にはベクトル形式のデータ。
そこで今回はInkscapeというツールを使ってみることにする。GIMPでもいいらしいけど。
ベクトル形式の図柄を書くにはadobeのイラストレータがオススメらしいんだけども、いかんせん高いのでこいつで代用。
書きあがった図柄がこちら。
周囲の文字は某ネトゲのタイトルとか技名をそのまま記述。
あとは物理的に作るだけ
1, アクリルにレーザーカッタで刻印する
今回はこちらの工房をお借りしました。
機材の調整とか含めて一時間半くらいでできました。
2, アクリルの下に敷くスポンジを、アクリルと同じ大きさにカットする
なにごともなく数分で終わる作業。
四角なので失敗することもないでしょう。
3, カブセをカットする
アクリルの周囲を取り巻けるくらいの大きさにカットする。内側の窪みにテープLEDを張り付けるので、そのぶんの余裕をとることを忘れずに。
4つパーツが切り取れたら、4辺のスミをナナメ45度にカットする。切っておかないと、組み立てたときにぶつかってしまうので。
4, カブセの内側にテープLEDを配置する
テープLEDの両面テープ部分をはがして、カブセの内側に貼り付ける。
実際に4辺を正方形にした状態で綺麗に張れるように適当に調整する。
5, カブセとアクリルをくっつける
カブセの内側の凹みにアクリルとスポンジ板を入れる。
入ったら、カブセの四隅を固定していくために、ビニールテープで固定する。
ビニールテープは外に見えてしまうけども、なるべく綺麗になるように。
6, 電源を接続する
テープLEDの端子にコントローラの端子をつなぐ。
コントローラの電源入力端子にACアダプタをつなぐ。
最後にACアダプタの電源を入れる。
あとは専用コントローラでぽちぽちと遊びましょう。
今後の展望
コスプレ小物として足元に出すためには、もっと大きな魔法陣でやりたい。
ただ、レーザーカッターに入る大きさの上限があるので、分解の仕方を考えないときつい。(おかしなところで分割してしまうと、見た目が残念になってしまうので。)
今回ためしに使ってみたカブセはなかなかいい感じ。プラスチック素材なので多少は曲がってくれるので、実物大(今回の20倍くらいの大きさを想定)をつくるときはこれをまげて使えばいけそう。熱を加えればさらに曲がってくれるだろうし。